無農薬野菜や有機野菜をおいしく「食べる方法」は三位一体

食と健康と子育て
収穫したての赤カブたち

無農薬野菜や有機野菜をお取り寄せされている方々は、

  • 料理が好き
  • 料理に励みたい

という方々が多いのではないかと思います。

  • 自分でアレンジしてみたり
  • 本を読んで学んだことにチャレンジしてみたり
  • 人から聞いた方法を試してみたり

色々な「おいしく食べる」ための工夫をしながら日々、料理をされていることと思います。
そんな方々に「おいしい」を後押したいと思い、無農薬有機栽培で野菜を育てています。

今までの話は、料理の作り手、あるいは、野菜の作り手の話ですね。

その一方で、料理は「作り手」と「食べ手」の双方で成り立っていますよね?
おいしく食べる方法には、「食べ手」も大いに関わっていること。

「作り手」が日々工夫をしているのですから、それに応じて「食べ手」も工夫がいると思うのです。
今回は、その「食べ手」のお話です。

「高級フレンチ」と「おむすび」の違い

想像してみてください。

  • お腹がパンパンで何も食べたくないときに食べる「高級なフレンチ」フルコース
  • お腹と背中がくっつきそうなくらいお腹が減っていて食べる「おむすび」一個

どちらがおいしく感じられるでしょうか?

きっと、後者ではないかと思います。
前者は「苦行」のようにも感じてしまいます。
お腹いっぱいで苦しいうえに、さらに食べなければいけない。

「作り手」がいくら頑張ったとしても、「食べ手」の状態で「おいしい」にも「苦しい」にもなる。

今の世の中では、食べものを「どこにいても、買うことができて食べれる」。
たとえ食べる気がなくとも「食欲をそそるように」陳列されていたりしますよね?

  • 香りで誘惑
  • スイーツ系で誘惑
  • 値引き品で誘惑

色々誘惑されて、買ってしまったということはよくありました。

でも。
それも、「料理の作り手」を想うと、家に帰って食べる料理を想うと、

  • 大きい方ではなく小さい方に
  • おいしそうだけどやっぱりやめとこう
  • もう少しで家へ帰るからちょっと我慢しよう

という「間食を減らす」行動に結びつく。
それが、家でおいしく食べることに結びつく。

食べ手は「料理の作り手を想い、お腹を空かせて」おきましょう。
やっぱり、お腹が空いて食べるご飯がおいしいですよね?

酒の味を覚え始めてからは
色んなものを飲み歩きもしました
そして世界一のお酒を見つけました
それは必至で働いた後の酒です

Mr.children 「1999年、夏、沖縄」の一節

と、Mr.childrenの桜井さんも歌っています。

おいしく食べることは「健康」にもつながる

「おいしく食べる」ということは、つまり、

  • 美味しいと味わう → 味わうためによく噛む → 満腹中枢が刺激される → 食べる量が少なくなる
  • 食べる量は少なくとも、美味しいと感じるお腹具合になる → 腹八分
  • 腹八分目に医者いらず → 健康

というサイクルを促してくれます。

「腹八分目で医者いらず。腹六分目で老いを忘れる。腹四分目で神に近づく」
なんて言葉もあるそうですが、ここまで考えて食べなくてもいいと思うのです。

どちらかというと、

  • 「おいしい」と味わいながら
  • 「おいしい」と感じるお腹具合で終わる

といった「感覚」を優先する方が心地よいし、元来から持っている本能です。

プラスアルファで、
「おいしい」と料理の作り手に感謝を述べれば、料理の作り手の心も満たされる。
「作り手」も「食べ手」も互いに、心も体も健康になる。
よい「食卓」になる。

「おいしい」から、とてもいいサイクルが生まれると思うのです。

まとめ

今回の話は、「食べ手」についてお届けしました。

  • おいしく食べる方法は「お腹を空かせる」
  • たくさん間食しそうになったら、家に帰ってからの「料理、作り手を想う」
  • 「おいしい」と感覚的に食べる
  • 「おいしい」と料理の作り手に伝える

料理は「作り手」と「食べ手」の双方で成り立つと初めに書きましたが、
野菜やお米を作る「農家」も関わってきます。

農家は「料理の作り手と食べ手」を想い、
料理の作り手は「農家と食べ手」を想い、
食べ手は「農家と料理の作り手」を想う。

「農家、料理の作り手、食べ手」が三位一体になったとき、
間違いなく「おいしい」です。

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