無農薬野菜や有機野菜をどこから購入すべきか?品質編

無農薬有機野菜をどこから買う?

無農薬野菜や有機野菜をどこから購入すべきか?

価格編(無農薬野菜や有機野菜をどこから購入すべきか?価格編)に引き続き、
今回は品質編です。

Ryota
Ryota

正直言って、ポイントは「価格と品質」の2つ

品質で最も重要で、ベースとなるのが「栽培」

「栽培」でしか品質の点数は上げられない。後はいかに点数を下げないか

野菜に関して「品質」のベースになるのが「栽培」

品質のイメージは、「ピラミッド」。その一番下にくる品質の土台となるのが「栽培」。次に、「鮮度」、「品種」、「旬」となります。

どういうことかというと、例えば、収穫した直前の野菜が100点満点であったとするならば、鮮度が良いとそれを90点の状態でお届けできる。

さらに、時間がかかってしまうと80点、70点へと下がってしまう。

でも、もし、その野菜の点数が収穫した直前で60点だとしたらどうでしょう?どんなに頑張って鮮度よくお届けしても50点です。

つまり、野菜の品質は「減点方式」で価値が決まりますから、収穫した直前の点数を100点満点に持っていかなければなりません。

それを決めるのは「栽培」しかありません。

そして、その栽培は「理論から方法へ」ということが言えます

詳しくは、以下を参考にしてみて下さい。

農家直送なら「旬」は当たり前、「品種」は付加価値

「旬」ということに関して言えば、

  • その時期に食べるのが美味しいということはもちろん
  • 無農薬での栽培はやはりむつかしいですから、野菜の育てやすさ

ということも考えなくてはなりません。

そうすると必然的に、旬の野菜を育てるようになってきますから、当たり前といえば当たり前の話です。

「品種」は、

  • より美味しい品種
  • こんな品種知らなかった(ピーマンの場合、赤や紫や黄、カタチも色々あります)というような新たな発見

などといった、食べ手の楽しさをよりアップするような付加価値の評価です。

品種による差はもちろん大きいです。たくさん収穫できるものもあれば、珍しい品種もありますからね。

でも、品質を上げることは「品種」にはできません。反対に、「品種」の品質は、栽培で可能です。

あくまでも、品質を高めるのは「理論をベースとした栽培方法」にあります。

 

Ryota
Ryota

野菜は作るというより育てるわけですが、「元気に育つ環境をいかに整えることができるか」がキーポイントになります

そのアプローチとしては、植物生理を知らなくては始まりませんよね?

無農薬野菜、有機野菜購入の「評価」について

とても重要であり、かつ、とても分かりにくい「品質(栽培)の評価」

さて、評価についてですが、

植物生理を基にした栽培理論を踏まえた上で、そこからいかに現場に落とすかという栽培方法を考え実践している農家」

を高く評価しています。

おそらくですが、割合でいうと日本の有機農家は0.5%(農林水産省H27データ)ですから、さらに低いはずです。

ということで、

  • スーパー
  • 自然食品店
  • 朝市、直売所
  • 地方の宅配サービス

は△。

朝一や直売所は趣味の範囲、

  • スーパーの有機JAS
  • 大手宅配サービス会社

は○。

そして、有機農家の直送は×~○の幅を持たせました。

小さい有機農家では実践している農家はいないと思うので、ほとんど×だと思いますが、もしかしたら上記のようなことを実践している農家が居るかもしれないので幅を持たせています。

とはいうものの、評価の中で「価格と品質」はとても重要なのですが、価格は調べればすぐわかる話なのですが、品質(栽培)は一番わかりにくい評価でもあります。

つまり、有機農家次第、有機栽培をしている組織自体がどのように栽培に向き合っているか、という頭の内部の話になるので、わかりにくい。

「知っているか、知らないか」は雲泥の差

知っているのと、知らないとでは、有機農家自身も消費者もどちらも雲泥の差です。

ただ、それだけなんです。

みんながみんな知っていたとしても、それは価値にはならないので、知った方は得をして、知らなかった方は損をする。

さて、どのように理論的なアプローチをして「栽培」に取り組んでいるのか。

見分けるポイントは、「理論と方法」をしっかりブログやSNSで記載しているかどうか。

単純ですが、これしかありません。

畑の様子や生育中の様子を知ることも、その有機農家自身が映し出されますからとても大切だとは思います。

ただ、そのバックグラウンドにしっかりと「植物生理を基にした理論」があった上で栽培をしているか。これは、とても大切ですので注目してみて下さい。

まとめ

おさらいです。

  1. 品質を高めるのは「栽培」しかない
  2. 栽培は「植物生理を基にした理論」から方法へ
  3. 鮮度は「品質」で高めた点数をいかに落とさないか
  4. 「品種」、「旬」は付加価値

以上いかがでしたでしょうか?

参考になれば幸いです。

続いては、無農薬野菜や有機野菜をどこから購入すべきか?安全編

 

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