無農薬野菜は危険?安全?

百人百様の有機栽培
原木栽培のシイタケは貴重な存在

 

原木栽培のシイタケは貴重な存在

無農薬野菜はアレルギー症状を引き起こす?
だから慣行栽培(一般)の野菜よりかえって危ない?
ということを耳にしたことがある方もいるかもしれません。

色んなものにリスクはついてきますし
リスクの取り方はその個人個人の選択で変わってきます。
例えば
・車の任意保険に加入するかどうか
・生命保険に加入するかどうか
・地震保険に加入するかどうか
・それぞれの加入内容はどこまでリスクを見ておくか
など、様々です。

今回は、無農薬野菜と慣行栽培の野菜のそれぞれのリスクについて。

無農薬野菜にもリスクがある!?

野菜と人はよく似ています。
・適度な運動
・適度な栄養
・適度なストレス
によって、健全に強く成長していきます。

これは、病気になったら治すそうとする”免疫の機能”だって同じこと。
野菜にも元々免疫機能が備わっています。

例えば、虫や病気から攻撃されれば、自身を守ろうとするために抵抗する物質を出します。
野菜だって何とか生きようとするために抗う術を備えているわけです。
その抵抗するための物質は”生体防御たんぱく質”といわれ、
病害虫の被害に合えば合うほどその量も比例して多くなり、
これが原因でアレルギー反応(舌がしびれるや身体が一部痒くなるということも含む)
を引き起こす可能性があるとされています。

そのため、”無農薬野菜は危険”と一部の人から言われているのです。

でも、無農薬野菜だから必ず虫や病気に侵されるというわけではありません。
有機栽培は、”天敵”をも含む多様な生態系を育みながら栽培する方法であるので
・野菜にとっての”天敵”を食べる虫がいたり
・輪作する(単一の野菜でなく複数の野菜を育てる)ことで病気が出にくくなる
ということもあるわけです。

そのため、必ずしも”無農薬野菜=虫食い野菜”とはならず
抵抗する物質を作らずに育った野菜は存在します。

さらに言えば、もし無農薬野菜が虫や病気に負けたとすれば
その野菜は跡形もなく淘汰されてしまうこと。
つまり、私たちの口の中に入る前に不健康な無農薬野菜は排除され
健康に育った無農薬野菜たちだけが出荷されます。

さらにもっと単純に考えると、
農薬が開発される遥か昔から人々は無農薬野菜を食べ続きていますよね。
なぜ今さら?という感覚にもなります。

野菜が持つ免疫機能は元来から備わっている自然な機能であると
冷静に捉えるべきでしょう。

慣行栽培の野菜のリスク

慣行栽培では農薬を使用しながら栽培します。
残留農薬は、一日許容摂取量(ADI)という考え方で安全性を確保されています。
”ADIとは、食品添加物や農薬などを人が生涯毎日摂取し続けたとしても
安全性に問題のない量として定められるもので、安全性の指標として用いられています”

ただし、だから絶対安全というものではなく、身体に影響が出るほどの
残留が残らないということであってリスクは存在します。
農薬のほとんどは化学合成物質で構成されていて、
化学物質過敏症の人にとっては、微量でも残留農薬を摂取すると
アレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。

残留農薬は食品を選びませんから、食材によって対処できないということが
無農薬野菜との大きな違いになります。

ところで、農薬というのは虫や病気から野菜を守るために使用されます。
人にとっての薬と同じ。
表面的には元気な人でもお腹を壊していたり、熱があったり、血圧が高かったりと
多少患っていても薬を飲んでいるから何とかなっている方もいますよね。
野菜もこれと同じで、
一般に売られている慣行栽培の野菜たちの中には、
表面的には元気でも不健康な野菜が並んでいる可能性があります。

まとめ

無農薬野菜と慣行栽培の野菜のそれぞれのリスク、特に、
アレルギーについては横並びにならないと思います。

農薬野菜
・無農薬野菜=虫食い野菜ではない
・野菜自身が備える免疫は”自然の掟”
・無農薬野菜は自然界によって淘汰されなかった健康な野菜
・農薬が開発される以前の遥か昔から食べ続けられてきている野菜

慣行栽培(一般)の野菜
・虫食いのないきれいな野菜
・残留農薬が残ったときのための安全指標が設定されている
・残留農薬のリスクは食材の種類によって対処できない
・表面的にはきれいでも、中には不健康な野菜が販売されている可能性もある

食材を慎重に選ばれる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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